コープさっぽろ x サツドラ 包括業務提携契約後 第1弾「合同セール」  商流・物流連携に向け第一歩

生活協同組合コープさっぽろ(大見英明理事長、札幌市西区)とサツドラホールディングス(富山浩樹社長、札幌市北区)は昨年12月20日にサツドラホールディングス(富山浩樹社長、札幌市北区)と間で締結した「包括業務提携契約」に基づき、同契約後初の取組として、9月24日~27日の4日間限定で、合同セールを実施した。実施店舗は、一部を除く、サツドラ店舗、コープさっぽろ店舗。

期間中、ナショナルブランドの菓子やお茶、カップ麺などの食品と、洗剤やティッシュ、シャンプー、目薬など日用品の合計17品の商品を通常より安価に販売した。

包括業務提携契約は、それぞれが持つ知識・技術・経験・資源等を提供し合い、相互に協力して北海道経済の活性化及び双方の消費者・組合員をはじめとする道民の利便性向上に資する事業に取り組みと位置づけており、両者の事業価値向上を図ることを目的としている。

業務提携の内容として、新たに設置する任意団体「北海道MD機構」のもと、①取扱い品目の商流及び物流、②商品開発、③決済・ポイント等の各種サービス、④システム開発、⑤関係会社の事業統合、⑥両者が所有する資産の有効活用、⑦地域的課題解決に向けたCSR活動等、⑧上記以外の取組みーを行うこととしている。

とりわけ「取扱い品目の商流及び物流」の分野では、2021年までを目途に、非食品系はサツドラホールディングスグループのサッポロドラッグストアーを主体に、食品系はコープさっぽろを主体に、順次進める予定。また、物流については、コープさっぽろグループの北海道ロジサービスを主体に構築するとしている。

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