ローソン「foodpanda」扱いスタート 札幌・福岡7店舗で

ローソン(竹増貞信社長、東京都品川区)は11月13日、日本のコンビニエンスストアで初めてfoodpanda Japan(東京都港区)が運営するフードデリバリーサービス「foodpanda(フードパンダ)」の取り扱いを開始すると発表。北海道札幌市と福岡県福岡市の直営店合計7店舗で同17日よりスタートする。
ローソンでは、2019年8月より、コンビニ商品を自宅まで届けるラストワンマイルの取り組みとして、フードデリバリーサービスの導入を行っているが、「foodpanda」の取り扱いにより、ローソンのフードデリバリーサービスの取り扱い店舗数は22都道府県の1140店舗となる。

「foodpanda」は、2012年にシンガポールで開始したフードデリバリーサービスで、アジア12の国と地域の300以上の都市で展開している。日本では2020年9月にサービスを開始し、現在北海道札幌市、神奈川県横浜市、愛知県名古屋市、兵庫県神戸市、広島県広島市、福岡県福岡市の6都市で展開。提携先は、大手チェーン店から地元の飲食店まで幅広く、今回のローソンの導入は、小売店では初めてとなる。

ローソンでは、2019年8月に日本のコンビニエンスストアでは初めて「Uber Eats」の導入を開始。店内調理のからあげクンなどフライドフーズ、牛乳などの生活必需品、酒類の販売が好調で、特に、コロナ禍の3月度と10月度を比較すると売上総額は約26倍に伸長。
今回、更なる利便性の向上を目指し、新たに「foodpanda」を導入した。

今回導入する店舗の内5店舗では、先行導入している「Uber Eats」と「foodpanda」の2社のフードデリバリーサービスを展開することになる。当該店舗で複数サービスのオペレーション検証を行い、今後の店舗拡大に活かしていく計画。

北海道では、ローソン札幌北10条店(札幌市北区)、ローソン南8条西六丁目店(同中央区)、ローソンポスタルローソン道庁赤れんが前店(同)の3店舗が導入。
ローソン南8条西六丁目店、ローソンポスタルローソン道庁赤れんが前店では、今回が初めてのフードデリバリーサービスの導入となる。

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