21歳のこうしろう「新 北海道物産展」開催 独自の配送システムで

物産展の企画・運営を展開する21歳のこうしろう(山口功士良社長、札幌市東区)は11月27日から29日にかけて、WeBase博多(福岡市博多区)で「新 北海道物産展」を開催した。
手ぶらで会場に来て、手ぶらで購入し、商品を後日北海道から直送する物産展としては日本初のシステムだという。北海道の各地域から新鮮な商品を同社が集約し、消費者の自宅へ直送する独自システムで実施した。

会場には、100種類の道産食材・グルメを展示。注文したい商品の商品番号を来場者に注文用紙へ記入してもらい、会計にて料金を支払ってもらうことで、後日、北海道から新鮮な商品を直送する。
会場は、入場制限人数約50人とし(入退場により随時入れ替え)、商品を実際に調理・盛り付けけをした状態にて展示。来場者は、ネットの画面ではわからなかった、商品の匂いや音を実際に感じることができるほか、当日重い荷物を持ち帰る必要がないため、荷物を気にせずに購入できる。
同社が北海道内の倉庫にてまとめて直接発送するため、すべての商品を産地直送かつ新鮮な状態の商品を届けることができる。送料は、同社が原則全額負担するため無料となる(1個からの商品購入時を除く)。

「新 北海道物産展」は、金銭的・スケジュール的に大きく負担のかかっていた生産者の物産展参加へのハードルも大幅に減らした。
同社では、「第一回のイベント開催を皮切りに、作り手の想いが場所を飛び出て、まだ見ぬ誰かの人生と『衝突』する機会を創出することで、今後の事業展開に向けてスタートを切っていく」としている。

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