北海道ITレポート2020

北海道IT推進協会は1月21日、「北海道ITレポート2020」を発表した。
道内のIT系企業889社に調査し、回答のあった221社のアンケート調査結果を取りまとめたもの。

2019年度の売上高は4813億円と推計、前年度比4.9%増となり、7年連続で4000億円台を維持した。
道内の主要製造業の出荷額(2019年工業統計確報)と比較すると、2位の石油製品・石炭製品製造業に次ぐ位置にあり、出荷額合計の7.6%を占める産業規模となっている。

2020年度売上予想は9年ぶりに前年比減少の4731億円と推計。
2020年度の売上高見込みに関して、新型コロナウイルス感染拡大の影響を尋ねたところ、過半数を超える55.1%の事業所が「売上減少が見込まれる」と回答、「売上に影響はない」が26.6%、「売上増加が見込まれる」と回答した事業所は6.1%だった。

業種別取引先の構成比では、運輸業は道内事業者で4.5%、道外本社事業者で5.1%を占めた。また、今後取引を拡大したい業種として、運輸業は道内事業者で8.9%、道外本社事業者で19.5%となった。

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