函館税関は1月21日、令和2年分の北海道外国貿易概況(速報)を発表した。
輸出額は前年比26・4%減の2296億5300万円(全国構成比0・3%)、輸入額は30・0%減の8773億1800万円(同1・3%)で、ともに2年連続のマイナスとなった。
輸出では、石油製品、果実・野菜などが増加したものの、再輸出品、自動車の部分品、魚介類・同調製品などが減少した。
輸入では、再輸入品、飼料などが増加したものの、原油・粗油、石炭、石油製品などが減少した。
輸出入の総額は1兆1069億7100万円(同0・8%)と29・3%の大幅減となり、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は6476億6400万円となった。