寒地土木研究所は12月11日、北海道において、北の道ナビ「吹雪の視界情報」の運用とメールによる自動配信を同18日から開始すると発表した。期間は令和7年4月上旬までを予定。
吹雪時の視界情報(現況と予測)を5段階に区分して発信するもので、北海道内221エリアで、PCに加え、スマートフォン専用ページでも情報提供を行う。また、吹雪予測のメールも配信する。著しい視界不良が北海道広域に予測された際にはXで情報を発信する。
平成25年2月に北海道の203エリアで24時間後までの吹雪予測の情報提供を開始、その後、エリアやサービスを拡充。 令和4年1月には青森県の8市町でも吹雪予測の試行情報提供を開始(同5年3月で情報提供を終了)した。
吹雪視程予測の適中率は約8割。北海道版の前年度の平均アクセス数は1日あたり約1万1000件。最大アクセス 数は1日約3万7000件。
「活用いただき暴風雪災害の未然防止、軽減への貢献につながることを期待する」としている。