トータル企画  アイヌラッピングトラック制作へ

トータル運輸(二村哲史社長、札幌市北区)を中心とするトータルグループのトータル企画(二村会長、同)は2月15 日、同25日にアイヌ・アーティストである小笠原小夜氏のアイヌ・アート作品を大型トラックにプリントし、3月1日より全国各地の輸送に使用すると発表した。

ウポポイ(民族共生象徴空間)が開業し、全国でアイヌのことばや文化への関心も徐々に高くなる中、公益財団法人アイヌ民族文化財団よりアイヌ・アーティストである小笠原小夜氏を紹介され、作品制作を依頼。作品を同社の主に生活用品の運送事業で使用している11㌧大型トラックにプリントする。

トータルグループがウポポイおよびアイヌ文化活動を応援するとともに、トータル企画が昨年9月よりスタートした「ダイレクトボディプリント」事業のPRを兼ねたプロジェクトとなる。

ダイレクトボディプリントは大型のインクジェット方式のプリンターにより、車両に直接プリントする施工で、今までのラッピングに比べ、大幅な低価格・短工期、そのうえ塩化ビニール不使用で環境にも優しいというメリットがある施工方法。

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