シダックスグループの大新東(森下哲好社長、東京都江東区)は2月14日、えりも町と災害時協力協定を締結したと発表した。締結日は同6日。同社が自治体と災害時協力協定を締結するのは5件目。
同町内で自然災害などにより町民の生命や身体、財産に重大な被害をもたらす緊急事態が発生する(および発生する恐れがある)際、同町の協力要請のもと、同社が受託運行する町内のスクールバスなどの車両を輸送手段として確保するもの。「避難者を避難施設などへ輸送」するほか、「食事の配送」などを行う。また、同社が受託運営する町内の小学校・保育所などの給食施設を活用し、災害時に住民へ迅速に食事を提供する。

同社は、えりも町の基幹業務以外の業務を全国初の包括業務受託運営として開始。今年2月現在、同町で14業務35施設を受託。「この度の災害時協力協定締結により、えりも町とのさらなる地域連携を図ると共に、地域の社会課題解決に貢献したい」としている。