国分北海道・ふたみ青果業務提携 物流網の相互活用など

国分グループ本社は(國分勘兵衛会長兼CEO、東京都中央区)は11月1日、グループ企業の国分北海道(諏訪勝巳社長、札幌市中央区)が、北海道の青果仲卸業のふたみ青果(松本政人社長、釧路市)と業務提携契約を同日付で締結したと発表。

提携の内容は、「物流網(調達・販売)の相互活用」や「物流および流通加工に関する協業」をはじめ、「取引先(調達先・販売先・加工先)への共同提案などによる、サービスの向上」「生産、開発、新たな産地の開拓、発掘および拡売に関する協業」「事業強化に向けた相互の人材交流」―など。

国分北海道は、売上高849億4500万円(2021年12月期)で、道内の生鮮流通におけるパートナー企業との共創活動に注力している。

ふたみ青果は、売上高95億6900万円(2022年3月期)で、道内全域の産地・生産者とのネットワークを活用し、青果物を道内中心に販売している青果仲卸業。青果物のカット、パック等の流通加工機能、およびフリーズドライ、レトルトといった食品加工機能と、グループ企業の水産物卸や物流会社との連携により、生鮮流通の総合的なソリューションを展開している。 

北海道において、両社の機能を相互活用することで、青果物を中心とした北海道の豊かな食材を全国に届け、道内における青果物関連事業者の持続的な発展に貢献したい考え。

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