北洋銀行は3月23日、月寒運輸(佐々木憲治社長、札幌市白石区)が同24日に、「ほくよう北の医療応援(銀行保証付私募債)債」3千万円を発行すると発表した。
「ほくよう北の医療応援債」は、適債基準をクリアした優良企業が発行できる私募債。
同行では、顧客が私募債を利用する際、発行金額の0.2%相当額を、道内医療従事者に対する寄付金を募集する北海道独自の取組みである「エールを北の医療へ!」を通して、新型コロナウイルス感染拡大防止の最前線で尽力している道内医療従事者に寄付を行う。
同商品を利用することにより、顧客は「優良企業」として社会的評価と、社会貢献に対する取り組 み姿勢を広くアピールすることができる。
年限は5年、受託(財務代理人に就任)・引受についても北洋銀行が行う。今回の私募債の調達資金は、事業資金に充当する予定。同社は今般発生した新型コロナウイルス感染症拡大を受け、最前線で尽力している医療関係者に感謝の気持ちを示したいとし、今回の私募債の趣旨に賛同、社債発行に至った。
「ほくよう北の医療応援債は、銀行保証型、保証協会保証型の2種類があり、ほくよう北の医療応援債(銀行保証型)は物的担保の代わりに銀行の保証を付けることで、無担保で社債の発行が可能になるもの。