インターステラテクノロジズ 国内民間初の宇宙空間への荷物放出成功

インターステラテクノロジズ(稲川貴大社長、広尾郡)とTENGA(松本光一社長、東京都港区)が協同プロジェクトとして進めてきた「TENGAロケット」の打上げが7月31日に大樹町にある北海道スペースポートの打ち上げ施設Launch Complex-0で実施され、同機は高度92㎞に到達した。17時に打ち上げられ、3分後には高度約92㎞に到達、同10分に射点の南東沖合29.54㎞の海上へ着水した。

インターステラテクノロジズにとっては、1カ月間で2回連続での宇宙空間到達となった。
また、国内の民間初となる「宇宙空間へのペイロード(荷物)放出と回収」ミッションを担い、無事に成功した。ペイロードは洋上で回収した。
稲川社長は打ち上げ後の会見で「2機連続の打ち上げ成功となり、国内民間では初のペイロードの放出も成功した。ロケットの実証・実験という段階から、ロケットを活用してもらう時代へと大きく変わったと考えている。高頻度の打ち上げにも対応ができる」と述べた。

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