「苫小牧港東南アジア等コンテナ航路運航支援事業」創設

苫小牧港管理組合は10月1日、「苫小牧港東南アジア等コンテナ航路運航支援事業」を創設すると発表。同日より事業を開始した。

農水産品等の輸出拡大に向け、輸出にかかる時間とコストの短縮を目的に、同運航支援事業を設けた。
農水産品の主要な産地である北海道と、一大消費地に挙げられる東南アジア地域等との間に直行航路が就航することにより、荷主やフォワーダーは、より多様な輸送ルートの中から商品・物量・時期に応じた最適な輸送ルート・輸送手段を選択できるようになる。

同制度の創設によって期待される新たな航路の就航や、令和元年度より実施している「小口混載コンテナ輸送支援事業」など、苫小牧港の利便性向上を通じて、農水産品等の輸出貨物を新たに創出し、5兆円に設定された農林水産物・食品輸出額の政府目標の達成に向けた取り組みを推進する。

支援対象は、苫小牧港と東南アジア地域等を結ぶ航路を新規開設した船社で、支援額は1寄港あたりかかった経費の10/10 以内、上限は600万円(初回寄港に限る)。

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