美唄市(板東知文市長)と日本理化科学工業(大山隆久社長、川崎市高津区)は5月28日、日本理化科学工業川崎工場の敷地内の「北海道美唄コンテナショップ」で「美唄フェア」を開催した。
首都圏域住民に対して、美唄市の農産物・特産品をさらに知ってもらう機会とし、食を通じた関係人口や交流人口の増加を促進するため、物販及びPRイベントを行った。
チョークをはじめ文房具の製造販売を手掛ける日本理化科学工業では昨年10月から、美唄工場のある美唄市の魅力を発信するアンテナショップ「北海道美唄コンテナショップ」を川崎工場の敷地内にオープンしている。
同社は昭和42年に知的障がい者雇用に積極的に取り組んでいた美唄市に美唄工場を開設。美唄で育まれた農産物や特産品、地域の情報を発信するため。同ショップを開設した。
40年以上前から週2回ほど、海上コンテナ便で美唄工場から川崎工場へ「ダストレスチョーク」や「黒板拭き」など定期的に移動させており、そのコンテナ便の隙間を使って、地元で採れた新鮮な野菜や米、加工品などを一緒に載せて川崎まで運んでいる。
会場では、チョークを輸送する際の空きスペースを活用して運んだグリーンアスパラや特産品の販売を行ったほか、観光PRを実施。また、日本理化学製品のクレヨンでのお絵かきコーナーを設けた。