エルコム(相馬督社長、札幌市北区)は12月16日、遠赤外線で雪をとかす「解けルモ6灯タイプ」の販売を開始したと発表。
車両高さ制限のある場所で、高所からの照射融雪を可能にするもので、重量物でロードヒーティングを諦めていた大型車両が出入りするトラックヤード等の自動融雪を実現する。
大型車両が出入りする高さ制限4.5mに対応、一台あたり約10㎡を融雪するため、トラックヤード1台分の融雪に最適。冬季でも最短1日で設置可能となる。
熱ではなく遠赤外線という光の力で雪を溶かす同融雪装置は、路盤工事不要の照射型融雪として、2011年に4灯タイプの販売を開始。
4灯タイプは通常の出入口にあわせ2.6~2.8mの高さに設置し、約10㎡の融雪を行う仕様だが、大型車両が出入りする物流倉庫等高さ制限のある場所での融雪ニーズを受けて、2019年より高所設置に特化した6灯タイプの開発に着手、今回販売をスタートした。