世界最大級の自航式SEP船による室蘭港の母港利用について 室蘭市と清水建設が協定

室蘭市(青山剛市長)と清水建設(井上和幸社長、東京都中央区)は7月13日、清水建設が洋上風力発電施設建設用に建造する自航式SEP船の母港を室蘭港とすることに向けて協定書を締結した。

室蘭港は、北海道及び東北地方の日本海・太平洋側両地域へのアクセスが容易であることや、港内は十分な水深と静穏な波浪環境などの優れた特性を備えていることから、清水建設が洋上風力発電施設建設用に建造を進めている世界最大級の自航式SEP船が、同港を母港として利用することになった。

同協定では、「2023年4月1日から室蘭港を母港とする」「清水建設は、部材・資機材調達を通じ、長期的に地域経済への貢献に努める」「期間は5年間とする。ただし、両者の合意により延長可能」といった点を取り決めている。

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