JR貨物・JR北海道 青函トンネル保守作業拡大 貨物1日最大22本影響

JR貨物とJR北海道は8月31日、青函トンネルを含む青函共用走行区間において、将来にわたる同区間の安全・安定輸送の維持管理を図るため、9月1日から当面、深夜・早朝帯の北海道新幹線を含めた旅客列車および貨物列車の運転時刻を変更すると発表した。
保守作業時間を拡大して、設備の交換や更新を計画的に進める。

青函トンネルは1988年3月の開業から約30年が経過。今後の設備の故障などによる輸送障害のリスクを軽減するため、保守工事を進めていく。
主な工事は「経年による損傷、摩耗、腐食が発生している在来線レールの交換」「経年により摩耗が進行している新幹線や貨物列車に電力を供給する架線等の交換」「その他、レール締結装置交換、軌道スラブ補修、電気設備の修繕・更新」など。
以降の運行計画において運転時刻の変更を行う貨物列車は、1日あたり最大22本(下り7本、上り15本)。

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