ニトリホールディングス（⽩井俊之社長、札幌市北区）は４月10日、社員の⾃⼰成⻑や多様な働き⽅の推進を⽬的として、６⽉末までに店舗・物流拠点勤務者を含むニトリホールディングス、ニトリ、ホームロ ジスティクス、ホームカーゴ、ニトリデジタルベース所属の社員約4000⼈に向け、iPhoneを貸与すると発表した。
同グループでは、社員が会社の⽅針・⽅向性を理解して⾃⾝のキャリアプランに役⽴てられるよう、社内向けポータルサイトでの情報発信や、教育コンテンツのオンライン化に注⼒。既に個⼈⽤iPhoneを貸与されていた本部勤務の社員は、これらの情報を受け取りやすい環境となっていたが、店舗や物流拠点勤務の現場社員などは、拠点にあるPCなど限られた環境下でしか会社の情報に触れられない状態だったため、今回新たに現場社員に対しても、個⼈⽤iPhoneの貸与を行うことを決定した。
2024年３⽉期の社員教育におけるWEB研修の割合を増やし、⾃宅受講など学び⽅の選択肢を広げることで、約160回にわたる研修の機会を累計で約１万2000人の受講者へ提供していく。
さらに、約2500にも上る教育動画コンテンツの提供や、社員同⼠がオンライン上でコミュニティを形成して研修での学びを深める仕組みの構築など、新たな教育機会の提供も予定。時間や場所を問わずに「学びが⼿の中にある」状態を実現する。
