北海道コカ・コーラボトリング株式会社(佐々木康行社長、札幌市清田区)は6月5日、回収した使用済みのPETボトルを、新たなPETボトルに生まれ変わらせる水平リサイクル「ボトルtoボトル」の取り組みを、YOSAKOIソーラン祭り実行委員会と協働で、「第32回YOSAKOIソーラン祭り」の大通会場にて開 始すると発表した。
この取り組みは、持続可能な地域の祭りの実現を目指すYOSAKOIソーラン祭り初の試み。
6月7日〜11日の祭り期間中、大通7丁目会場南側にPRブースを設置し、来場者に身近なPETボトルの「分別」に対する意識向上を図りながら、会場内で回収した全ての使 用済みPETボトルを、コカ・コーラで販売する飲料用PETボトルとしてリサイクする。
この水平リサイクルを推進することは、新たな石油原料の使用量削減や容器由来の廃棄物削減などの資源の循環利用につながるとともに、熱処理によるCO2排出量の削減によって、「ゼロカーボン北海道」や「環境首都・札幌」の実現にも寄与するとしている。