北海道企業向け「中央アジア物流セミナー」

北海道経済産業局は9月27日、北海道と共催で、北海道企業向けに中央アジア進出において大きな障壁となる「物流」に焦点を当てた「中央アジア物流セミナー」をオンライン併用で開催した。

北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター宇山智彦教授が中央アジア(カザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、タジキスタン、クルグズスタン)の地域的特徴と経済発展の可能性について、「基本的に平和志向の国々で、国際社会などとの関係が激変するリスクを心配する必要は小さく、天然資源が豊富で人口増加率が高い。札幌からの直線距離は約4000~7000㎞で東南アジア・南アジアと大体同じで時差が3〜4時間と小さい。日本からの投資が少ないが、少しの努力で日本のプレゼンスを効果的に示すことができる」などと解説。

中央アジア物流に長年携わってきた日新(横浜市中区)の尾関誠氏と、ユニコロジスティクス・ジャパン(東京都中央区)の水野博社長が中央アジア物流における輸送ルートの紹介や輸送費用、港湾の現状、課題等について説明。
水野氏は現状メーンの輸送ルートとなっているチャイナランドブリッジ(中国鉄路を利用)のほか、このBCPルートとして開設したベトナムラウンドブリッジや中央アジア向け航空輸送などを紹介。
水野社長はロシア鉄道経由、中国鉄道経由の輸送ルートの比較を行ったほか、混載や冷凍・冷蔵貨物の扱い、寒冷期のダメージ、放射線検査の有無、衝撃・振動のダメージ、食品輸送の注意点などを説明した。

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