ANA・セコマ・野嵩商会・DNP 北海道の牛乳・ヨーグルト・デザート類を沖縄県まで即日空輸

大日本印刷(DNP)、全日本空(ANA)、セコマ、野嵩商会は8月26日、協働して北海道で製造する牛乳・ヨーグルト・デザート類を新千歳空港から那覇空港まで即日空輸し、翌日沖縄県で販売する取り組みを7月から開始したと発表。輸送する商品は、セコマが豊富町と札幌市で製造した牛乳やプレーンヨーグルト、ミルクコーヒー、プリンなど。

ANAは昨年から、セコマの一部商品の稚内空港から沖縄県への即日空輸を行っているが、今回は大型機材が就航する新千歳空港からの発送に切り替えてコンテナ単位での輸送を実現。今後は輸送回数を増やし、輸送量と取扱商品数をさらに拡大させる予定。

また、国内旅客定期便の昼間帯の床下貨物空きスペースを有効活用することで、安定的な長距離スピード輸送輸送の体制を構築する。

輸送時には、電力を使わずに内部の温度を長時間一定範囲に保つことが可能で、パレットがそのまま一つ納まるDNPが開発した「多機能断熱ボックス」を使用。輸送量を従来の約2倍に拡大した。
輸送した商品は、野嵩商会が展開する沖縄県のスーパーマーケット「フレッシュプラザユニオン」で翌日から販売している。

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