マテック(帯広市)は12月20日、スクラップ(シュレッダー母材)の入庫量の増加および働き方改革に対応するため、石狩新港事業所を開設したと発表した。
同施設は、3万2000㎡の敷地に富士車輌社製2000馬力のシュレッダーを設置し、鉄スクラップおよび使用済み自動車の破砕処理を行う。
船積みの拠点である同社の東埠頭事業所からは約2㎞の位置に立地し、効率的なスクラップのデリバリーが可能となる。
処理効率の高い設備の導入と精度の高いリサイクル技術によってマテックグループ全体の処理能力を向上し、リサイクル量の拡大を目指すとしている。