北大ビジネス・スプリング拡大セミナー「AIによる働き方・物流改革への挑戦」

中小機構北海道本部北大ビジネス・スプリング、日本ITストラテジスト協会北海道支部、ITC札幌有限責任事業組合は9月28日、北海道大学フード&メディカルイノベーション推進本部で北大ビジネス・スプリング拡大セミナー「AIによる働き方・物流改革への挑戦」を開催した。北海道大学産学・地域協働推進機構、北大リサーチ&ビジネスパーク推進協議会が後援した。

「AIによる働き方・物流改革への挑戦」と題して、AWL(東京都千代田区)のCTO兼AI HOKKAIDO LAB所長の土田安紘氏が講演した。土田氏は、同社が展開する小売業向けのAIカメラソリューションについて説明。「バックオフィスに映像分析ボックスを接続するだけで、店舗で画像認識・行動分析が可能になり、来客属性分析、店舗内導線分析、棚前立ち止まり状況分析、商品への接触、購買者属性分析、店内状況分析といったマーケティングを正確かつ効果的に行える」とし、商品の陳列方法の改善や需要予測精度向上を図るなど、最適なサプライチェーンの実現につなげられることを示唆した。

また、AIカメラを活用した実店舗の小売業革新の取り組みを紹介。従業員の動きや作業内容を蓄積し、AIによって分析することで、ムダの無い勤務シフト作りや業務割振、倉庫や配送に関する効率的な人員配置などが自動作成できるとし、「流通現場の負荷を大幅に削減しつつ、業務改善をサポートできる」と示した。これにより、「労働集約型のリテールビジネスが、労働力減少時代においても、持続・成長可能な事業へと変革できる」と強調した。

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