ホームロジスティクス(柳川弘之社長、札幌市北区)は8月17日、全国の委託先配送員2000人に熱中症対策として空調服(市ヶ谷透社長、東京都板橋区)、ジーベック(後藤允臣社長、福山市)の電動ファン付き作業服(『空調服』)を同15日に配布することにしたと発表。
同社では、新型コロナウイルス感染症対策として、マスクを着用して配達を行っており、『空調服』を配布することで、配送員の負担を軽減するとともに、ラストワンマイル配送を担う配送員のモチベーション、定着率の向上にも繋げていく考え。
『空調服』は腰の辺りに取り付けられた小型ファンによって、服の中に外気を取り込み、汗を蒸発させることによる気化熱で身体を冷やし、体温の上昇を防ぐ効果が見込まれる。
これまで熱中症対策のため、大型倉庫へのエアコンや大型ファン、50円自動販売機 の導入を進めてきており、「今後も物流業界で働く方々の働きやすい環境を目指して、改善・改革の取り組みをより一層加速させていく」としている。