北海道労働局は12月1日、令和元年度の「監督指導による賃金不払残業の是正結果」を発表した。道内での時間外労働などに対する割増賃金の支払いについて、労働基準法違反で是正を指導した事案(1企業当たり 100 万円以上の割増賃金が支払われた事案)を取りまとめたもの。
全体で68社となり、対象労働者は2310人。1企業平均で397万円、1労働者平均額は12万円となった。
このうち、運輸交通業は7社(全体の10・7%)、対象労働者は106人(同4・6%)。1企業平均で334万円。是正支払額は1690万円(同6・3%)で、1労働者平均額は15万9400円となった。