DHLサプライチェーン 医療機器保守部品ロジスティクスセンター開設 札幌にも

DHLサプライチェーン(ヨンファ(アルフレッド)・ゴー社長、東京都品川区)は11月24日、GEヘルスケア・ジャパン(多田荘一郎社長、日野市)より受託した業務に対応するため、国内5カ所にロジスティクスセンターを開設したと発表。川崎、名古屋、大阪、福岡とあわせ、札幌にも開設した。

DHLは、GEヘルスケアの日本国内におけるサービスの提供を支援するために、すべてのセンターにおいて、GEヘルスケアの医療機器およびサービスに関連した保守部品の倉庫管理を行う。
約5000㎡平方メートルの規模の川崎は、5拠点のうち最大の拠点であり、ロボティクスや冷蔵冷凍装置、ハイスペックなシステムの導入にも対応可能な汎用性を備え、年間60万件以上のオーダーを処理する。

5拠点はネットワーク重心分析に基づきそれぞれ戦略的な立地を考慮して選定され、近隣の複数のクリニックや病院へ供給する地域物流センターとして、医療関連の保守部品を要望に応じてGEヘルスケアの顧客の元へ迅速に届ける。

DHLサプライチェーンのヨンファ(アルフレッド)・ゴー社長は「当社はすでに10ヶ国、13拠点でサービスロジスティクスサービスをGEヘルスケアへ提供しており、サービスレベルに対し高い評価を得ている。海外でのベストプラクティスを展開しながら、日本においても当社の能力を発揮し、価値を提供できることを大変光栄に思います」と述べた。

GEヘルスケア・ジャパンの仲手川晃子グローバルサービスパーツオペレーション部長は「以前より、保守部品の物流管理において、品質やコストに課題を抱えていた当社にとって、物流の最適化は急務だった。DHLの強力なパフォーマンス管理、積極的な継続的改善文化、最適化されたサプライチェーンコスト、必要な地域をすべてカバーしているサービスロジスティクスネットワークは、GEヘルスケアのビジネスの成長における優先事項に一致し、両社において強力なビジネスフィットを生み出すと感じた。GEヘルスケアが効率的なサービスを提供する上で、理想的なパートナーと言える」とコメント。

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