アイ・リンク(本間勝行社長、札幌市白石区)は社会貢献活動の一環として、絵本82冊を札幌市の絵本基金「子ども未来文庫」に寄贈した。本間社長が12月20日、札幌市子ども未来局を訪問し、山根直樹局長から感謝状が贈呈された。
同社が「子ども未来文庫」に絵本を寄贈するのは、昨年に続き2回目。10万円相当の絵本を新刊で用意、同市が所管する保育園や子育て支援施設などに配布される。
同社では、人材の採用や定着に向けた福利厚生の一環として、企業主導型保育園を運営。札幌市内にあいりんく保育園の北郷園(白石区)、新さっぽろ園(厚別区)、やまはな園(中央区)の3園を運営、合わせて100人近い園児の受け入れを行なっている。各園ともコロナ対応の最新設備を整え、市内ではまだ多くはない「病児病後児保育」も実施、保育事業を展開する中で絵本基金の存在を知り、協力した。
山根局長は「昨年に引き続き、子ども未来文庫に寄贈いただき感謝を申し上げる。ニーズが高い病児病後児保育に対応した施設を多数運営いただき、非常にありがたい」と述べた。
本間社長は「安心して子育てができる環境整備を支援したい。たくさんの子供たちに喜んでもらえるよう、絵本の寄贈も続けていきたい」と語った。