「北後志広域防災連携に係る協定」 備蓄計画の最適化や効率的な在庫管理進める サツドラHD・BELLグループなどと

サツドラホールディングス(富山浩樹社長、札幌市東区)とBELL・ホールディングス(中西洋彰社長、東京都新宿区)、ベル・データ(鈴木明一社長、同)、ワンテーブル(島田昌幸社長、多賀城市)は3月30日、北後志広域5町村(余市町、積丹町、古平町、仁木町、赤井川村)との間で「北後志広域防災連携に係る協定」を締結したと発表。締結式は同29日、余市町役場で行われた。
 
北後志構成町村地域内において各種災害が発生した場合、各自治体間での応援や職員派遣、民間企業を含めた支援物資の供給輸送等を迅速かつ円滑に行い、被災からの速やかな復旧回復を行うことを目的としたもの。また、民間企業との連携により、地域における備蓄品の調達や管理などの課題解決を図るほか、既存の物流を利用するシステムを構築することで、効果的な防災モデルの構築を目指す。

備蓄品をデータ化し、官民一体でローリングストックをしていくなど、食料品をはじめとする災害時必要とする物資をバーチャル上でストックさせ、お互いに融通し合う全国初の取り組みとなる。

今回の協定は、「産官学連携」の広域防災連携モデルとして余市町と北海道大学公共政策大学院との間で締結している包括連携協定で得た知見や助言を活かしたもので、北後志5町村と4民間企業が連携する取り組みとなった。

サツドラホールディングスは、備蓄食料品や資機材の運搬、在庫保管を担当する。
BELLグループ(ベル・ホールディングス、ベル・データ)は、防災備蓄品データを一元的に可視化できる防災備蓄管理システム「BxLink(ビーリンク)」を提供する。これにより、地域内の備蓄計画の最適化や効率的な在庫管理を推進し、地域内の物資の相互提供や備蓄品の共同購買の推進、廃棄ロスの解消などをリードする。

余市町では、各町村相互による職員の応援、派遣などによる人的支援、物資の供給などの物的支援、 備蓄品の共同購買などによる備蓄品管理の適正化、災害対処資機材の共有、避難所の共有などによる連携を推進していく。また、民間事業者との連携について、「これまで地域における備蓄品の調達や不足、廃棄ロス等の課題に対して、民間事業者の調達・管理・物流・販売機能の活用により、新たな物流備蓄システム構築を目指す」とし、同時に「情報の見える化と共有化を通じた備蓄管理システムの構築など、地域内における効果的な防災モデルの在り方を検討、推進していく」としている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする