北海道科学大学 物流の特別講演

北海道科学大学は7月6日、情報工学科3年「電子情報工学実験」の授業の一環として、北海道物流開発(札幌市西区)の斉藤博之会長が「北海道物流改善の方向性~物流のオープンイノベーションによる北海道経済の活性化」と題して特別講演を行ったと発表した。

斉藤会長は、物流に関する基礎的な概念や北海道の物流を取り巻いている様々な課題を説明したほか、「ロジスティック技術の潮流」や「物流の生産性向上施策の方向性」といった専門的な見解を説明。
北海道をはじめ全国で物流が危機的状況にあること、生産性を向上させてこの難局を乗り切るためには「物流分野における情報技術の活用が必須である」と強調した。

同大学では、「この特別講演を受けて、情報工学科3年生は『物流関連情報の可視化』のためのシステムについて、引き続き新たなアイデアの創出にチャレンジする。また、QRコードに基づいたデータを処理するための『荷物の受け渡しにおける読み取りシステム(物流関連情報の可視化)』のプロトタイプ構築にもチャレンジする。現場の実課題を題材とすることで、学生の学びへの意識がこれまで以上に高まることが期待される」としている。

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