日本政策金融公庫北見支店やオホーツク財団で構成する北海道オホーツク産品首都圏販路拡大BtoBプロモーション実行委員会は10月24日、地域生産者と東京の飲食店を結ぶ新たな地域産品販路拡大への取り組み「北海道オホーツク産品首都圏販路拡大BtoBプロモーション」を11月から1カ月間にわたって行うと発表した。
同プロモーションは、オホーツク産品の販路拡大に挑む⻑期プロジェクト。オホーツクの生産者・事業者と東京の飲食店との継続的な関係を築くことで、新商品の開発やコラボ企画等を実施し、販路拡大を目指す。
オホーツク産品の首都圏への販路開拓の課題として、「輸送コストが高い」「発注から納品までのリードタイムが⻑い」といったことが挙げられており、これらの課題を乗り越えるためには、現地で収穫されるオホーツクならではの産品を、生産者からダイレクトに飲食店へ届け、「そこでしか手に入らない特別なもの」「作り方や背景のストーリー性」といった独自性や、生産者の情熱までをも飲食店へ届けられる仕組みが必要だった。
さらに、こうした産品に対し、課題を理解しながらも積極的に扱う姿勢を有する飲食店を選定し、相互に理解を深め合いながら継続した関係を構築していくことで、販路拡大を含むさまざまなシナジーが生まれ得ると判断し、同プロモーションを実施する。
今回は、東京都の人気飲食店5店舗の協力のもと、オホーツク産の魚介や牛肉、野菜、乳製品等を使ったオリジナルメニューを提供する。