道内6港湾・北海道国際流通機構 日本港湾協会企画賞を受賞

北海道開発局は5月24日、「北海道6港湾(苫小牧港、石狩湾新港、紋別港、根室港、枝幸港、増毛港)の連携等による北海道産品の輸出促進に向けた取組」が日本港湾協会企画賞を受賞したと発表。
 
同賞は「港湾に関する映像、著作、講演、展示、イベントその他であって、その企画 表現等が特に優れ、港湾等に関する理解の増進並びに整備の促進等への貢献が顕著であった個人又は団体」に授与されるもの。表彰式は同23日に函館市内で開催された日本港湾協会総会で執り行われ、6港湾の代表者と北海道国際流通機構(札幌市中央区)の鳥取義之代表理事が登壇した。

6港が連携して策定した農水産物輸出促進計画が昨年5月、全国で初めて認定され、屋根付き岸壁の整備、小口積替円滑化支援施設、リーファコンテナ電源供給装置の整備などを進めている。
また、これまで輸出を行っていなかった道内企業に対し、商品を海外で営業し、商談から輸送までのすべての業務を代行して輸出することを目的に設立された北海道国際流通機構が、海外での物産展の開催や小口混載によるコンテ ナ輸出などを実施している。
これらハード・ソフトの両面から、農水産物の輸出促進への貢献、更なる物流効率化への取組が評価された。

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