苫小牧港利用促進協議会は2月26日、苫小牧港小口混載コンテナ輸送支援事業の支援事業者を決定したと発表。
同協議会では、小口混載コンテナ輸送支援事業として、リーファーコンテナを活用した小口混載貨物輸送サービスを行う貨物利用運送事業者に対し、コンテナ内の空きスペースに係る輸送料金の支援を令和元年度から実施している。
今年度も同様の事業を行うこととし、1月4日から公募を開始、この結果、苫小牧市に本拠を構えるナラサキスタックス、苫小牧埠頭、栗林商会苫小牧支社の3事業者の提案が苫小牧港の利用拡大及び北海道産農水産品の輸出促進につながるものとして、令和3年度の支援対象として決定。輸送先は、台湾がナラサキスタックス、シンガポールが苫小牧埠頭、香港が栗林商会苫小牧支社。いずれも前年度からの継続となった。
同協議会では「今後は荷主や商社などサービス利用者に向けた広報活動を行い、各事業者の体制が整い次第、月1回以上の頻度で定期的な輸送を行う」としている。