足寄町(渡辺俊一町長)は4月6日、ヤマト運輸と地域の活性化と住民サービスの向上を図ることを目的とする包括連携協定を締結した。
同協定はヤマト運輸の物流のノウハウや日頃の運送業務を生かした災害時の支援や住民の見守りを町と連携して行うもので、十勝管内では、広尾町、士幌町に続いて3例目となる。
渡辺町長は「災害時等、自治体職員だけでは手の行き届かないところもあるときに、日頃から町内を回って町民と関わっているヤマト運輸が協力していただけるのはとても心強い。これから連携を密に、住民の安心、安全を図っていきたい」とコメント。
ヤマト運輸道東主管支店鈴木庸介支店長は「協定を結ぶことが目的となるのではなく、ヤマト運輸が地域の人の頼れる存在となるために、困っていることを住民の皆さんから具体的に聞き取り、町と連携して実行していきたい」とした。