Wolt ツルハと提携し道内7店舗で商品配達開始

フードデリバリー事業「Wolt」を展開するWolt Japan(東京都渋谷区)は5月20日、ドラッグストアチェーンを全国に展開するツルハホールディングス(鶴羽順社長、札幌市東区)と提携し、商品の配達サービスを同21日から、北海道内の7店舗で開始すると発表した。

対象店舗は札幌市の「平岸店」「東札幌店」「北24条西店」「琴似駅東口店」「南8条店」のほか、旭川市の「旭川4条西店」、函館市の「亀田本町店」。その後、北海道及びその他エリアで順次拡大を予定している。

ツルハグループは北海道に本社を置き、北海道内では50%以上のシェアを誇るドラッグストアを運営。「Wolt」は、ツルハホールディングスとの提携により、食料品に加えて洗剤や掃除用品、ペットフードなど普段の生活に必要な日用品を30分程度で届ける。

「Wolt」は23か国160都市以上で事業を展開、日本では2020年3月に広島での提供開始を皮切りに、13都道府県21都市に展開エリアを広げるフードデリバリーサービス。今後数年以内に日本100都市でのサービス展開を目指している。
フィンランド本国において、フードのみならず雑貨や家具などジャンルを問わずデリバリーサービスを展開しており、日本でも今後幅広く食料品・日用品を始めとする小売分野において積極的にパートナーシップを結んでいく予定。

取り扱い商品は、洗剤・掃除用品、スキンケア用品等の日用品や生理用品、アルコールや食料品、ペットフードなど。最低注文金額は2000円。

ツルハホールディングスでは、「今回の提携により、手軽にお客様の元に商品をお届けできるようになりますので、より多くのお客様にツルハドラッグを身近に感じていただきたいと考えております」とコメントしている。

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