やお八(藤川欽三社長、札幌市北区)は10月28日、同社初となる飲食店専門の八百屋「ヤオハチ飲食卸」として「ヤオハチ札幌栄町店」を同日より本格営業した。
飲食店向けに、ヤオハチの新鮮な野菜を安定した価格で提供するほか、新たに新鮮な野菜の即日での業務用配達も開始する。また、LINEとInstagramからの注文限定で、一般向け配達も実施する。
業務用配達のサービスエリアは、栄町店から3㎞圏内とし、電話にて利用が可能。1500円以上の購入で利用料は無料となる。対象商品は生鮮野菜・果物。15時までの注文で即日配達し、15時以降の注文は、翌日順次配送となる。
同社は2021年創業の北海道発の八百屋ベンチャー。青果流通が抱える「ムリ/ムダ/ムラ」を解決すべく、独自の生産農家ネットワークと全国に及ぶ物流網を強みに、卸を介さず仕入れから販売までを一気通貫で行うモデルを構築。創業6カ月で8店舗をオープンし、北海道 札幌市に直営店3店舗(栄町店、南平岸店、麻生店)、FC店5店舗を展開。2025年には全国50店舗を目標に、「八百屋業界のユニクロ」をコンセプトに掲げている。