野村総合研究所は12月8日、「第2回北海道地域フィジカルインターネット(PI)懇談会」を来年2月20日にアスティ45で開催すると発表した。経産省商務サービスグループ消費流通政策課・物流企画室と北海道経済産業局産業部産業振興課が主催し、野村総研が運営事務局を務める。
経産省では、地域生活・経済にとり重要な消費財(生鮮・加工食品、日用雑貨品等)の流通の維持・発展を目的とし、関係する製(メーカー)・配(卸売)・販(小売)の荷主企業や、運送・倉庫等の物流企業の協力・連携の促進に資するよう、行政も含めた幅広い関係者間での情報・意見交換を進める場として同懇談会を開催する。
7月に第1回懇談会を開催し、その後に進めていた「道内事業者の物流実態及び共同化の可能性分析」や「経産省による実証事業」の報告などを行う。このほか、PI構築に向けた政策の紹介や、有識者講演、道内事業者によるパネルディスカッションなどを予定している。
製配販をはじめとした荷主企業・物流事業者のほか、関連サービスプロバイダー・金融機関・コンサルティング企業・関連団体など幅広い分野からの参加を呼びかけている。