HAC 脱炭素推進プロジェクト「HAC eco AIRPORT」

北海道エアシステム(HAC、武村栄治社長、札幌市東区)は3月6日、空港施設と車両からのCO2 排出量削減などの効率的な設備導入を行い、札幌丘珠空港から脱炭素推進プロジェクト「HAC eco AIRPORT」を推進すると発表した。

「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」に向けて、リチウムイオンバッテリー式の電動牽引 車(トヨタL&F社製)「EVトーイングトラクター」ならびに電源装置「eGPU」(ITW社製)を同日より、北海道の空港で初めて札幌丘珠空港に導入した。

札幌丘珠空港では、格納庫と駐機場間の航空機の移動をトーイングトラクターと呼ばれる牽引車を使用しており、これまでのディーゼルエンジン式から、EVトーイングトラクターの導入により、低騒音化やCO2排出量の削減効果が期待される。

また、駐機中の航空機への電力供給と空調は、ディーゼルエンジン式の電源車両「GPU」を使用して行われていたが、これを新たにバッテリー式の「eGPU」を導入することで、低騒音化やCO2排出 量の削減、省エネ化を実現する。既存のディーゼルエンジン式と比較して、年間CO2総排出量の約90%削減効果が期待される。また、今後は、奥尻・利尻空港にも順次展開し、離島の環境保全にも努めていくとしている。
このほか、出発前の航空機エンジン始動の運用変更を図り、地上停留中の航空機からのCO2排出をさらに抑制する。

同社では、これらの取り組みを通じて、北海道の自然環境保護に貢献しながら、持続可能な空港運営を実現することを目指すとしている。

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